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コロナ禍の新しい形・ニューノーマルタクシー!kmグループの取り組み

2020年に突如として広まった新型コロナウイルスの影響は、1年経った今でも続いています。観光客の激減によりタクシー業界も痛手を負いましたが、そんな中でもデリバリーや買い物代行などコロナ禍に対応した新たなサービスで、苦境を乗り越えてきました。

そして最近では「ニューノーマルタクシー」と呼ばれる“コロナ時代に適したコンセプトカー”が主流になりつつあります。「ニューノーマルタクシー」とは、高効率の空気清浄機や空気清浄モニター、飛沫防止の仕切り板、抗菌加工などが装備された感染対策を強化した車両のことです。日本交通グループや日立自動車交通グループなど、さまざまなタクシー会社が導入しており、コロナ時代の新しいスタンダードになっています。

今回は今話題の「ニューノーマルタクシー」を導入しているタクシー会社の中から、国際自動車株式会社(kmグループ)の取り組みをご紹介します。

3つの設備を装着した「kmグループのニューノーマルタクシー」とは

東京都港区に本社を構える国際自動車株式会社は、国際自動車グループ(以下:kmグループ)として、タクシー、ハイヤー、バスを運行しています。2020年の春に新型コロナウイルスが蔓延し始めた際には、早い段階から社内や車両の感染対策を取り入れ、「買い物代行サービス」などのコロナ禍に適したサービスを展開してきました。

そして2021年7月19日からは、東京都内のkmグループのタクシー全車両(業務提携会社を含む4,068台)に、「低濃度オゾン発生器:CAX-DS01」「空気清浄モニター」「ミラクルガードL(感染防止板)」を順次装着することを発表しました。この3つの設備を装着した車両を「kmグループのニューノーマルタクシー」と位置づけ、タクシードライバーもお客さまもどちらも安心して乗車できるタクシーを実現しました。

では、この3つの設備の特徴を見てみましょう。

低濃度オゾン発生器:CAX-DS01

「低濃度オゾン発生器:CAX-DS01」は、オーディオなどで有名な株式会社JVCケンウッド製です。低濃度オゾンとイオンを発生させ、空気中に漂う多様なウイルスや菌、臭いのもとを反応して除菌・消臭します。同時多重放電によって大量の低濃度オゾンとイオンを効率的に生成することが可能です。

車内のグローブボックスの上に取り付けることができるコンパクトサイズ。走行中はシガーソケットから電源を供給します。太陽光駆動が可能なソーラーパネル付きなので、日光が当たる環境であれば駐車時でも電源が入り、除菌と消臭を続けます。フィルターの交換は不要で、長時間運行するタクシーに適した除菌消臭装置といえます。

空気清浄モニター

「低濃度オゾン発生器:CAX-DS01」で除菌・消臭された車内の空気清浄度を数値で見える化して知らせます。「良質」「正常」「要換気」の3段階で表示するため、車内のタクシードライバーやお客様にもひと目で伝わります。

ミラクルガードL(感染防止板)

「ミラクルガードL」は、kmグループの株式会社kmGオートアシストが販売している飛沫遮断用の感染防止板です。kmGオートアシストはタクシー会社に特化した整備・点検事業会社で、「ミラクルガードL」の販売を4月30日からスタートしています。

「ミラクルガードL」は業界最厚の4mm。振動に強く耐衝撃性や耐熱性にも優れています。シャープ形状でお客さまには圧迫感を与えず、後部座席へのエアコンの流れも遮りません。工具不要で簡単に取り付けることができるのも特長です。JPN TAXIとクラウンの2種類に対応しています。

 

このように3つの設備を備えた「kmグループのニューノーマルタクシー」。車両を工夫することで、タクシードライバーとお客さまの安全を守り、不安を取り除きながら利用できるようになります。

タクシーはコロナ禍で医療従事者の移動の支援や、ワクチン配送なども行っています。またデリバリーや買い物代行などで一般のお客さまの「足」としても稼働を続けています。コロナ禍でも「エッセンシャルワーカー」として社会の安定維持を支えているのです。「ニューノーマルタクシー」は、コロナ時代に対応するスタンダードな車両としてこの先も導入が増えていくことでしょう。

こうした背景から、タクシードライバーの採用は現在も減少することなく続いています。タクシードライバーに興味のある方や、新たな仕事をしたいと考えている方は、タクシー業界に挑戦してみませんか。タクシードライバーへの転職をお考えの方は「タクルート」からご応募ください。

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