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タクシードライバーになるために必要な資格とは?

【2022/05/13 更新】

働き方や稼ぎ方を自分の采配で決めることができるタクシードライバーは、コロナ禍でも人気の職種となっています。タクシーはお客様を乗せてその対価としてお金をいただくため、第二種運転免許が必要になります。

今回はタクシードライバーになるために必要な免許や資格についてご紹介します。

第二種運転免許

タクシードライバーになる上で必ず必要になるのが、「第二種運転免許」です。こちらは「道路交通法の第八十六条」で、「旅客自動車であるものを旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で運転しようとする者は、当該自動車の種類に応じ、第二種免許を受けなければならない」と定められています。

つまり、「事業としてお客様を乗せてその対価としてお金を受け取る場合」は、第一種運転免許の他に第二種運転免許が必要になるのです。タクシーやバスなどお客様を乗せて移動する旅客・運送事業は、一般のナンバープレートとは異なる商業ナンバーがつけられています。また運転代行も第二種運転免許が必要になります。

第二種運転免許の受験資格

どういった人であれば第二種運転免許を受験できるのでしょうか。条件を見てみましょう。

・年齢:満19歳以上
・第一種運転免許を取得してから1年以上経過している
・視力が片目0.5以上、両目0.8以上

2022年5月13日から第二種運転免許の取得要件が緩和されました。それまでは受験のためには、年齢が満21歳以上で、第一種運転免許取得から3年以上の運転経験が必要でした。

しかし旅客・運送業は人の命を預かるため、第二種運転免許の条件は一種よりも厳しくなっています。視力も一種では片目0.3以上ですが、二種では0.5以上となっています。

二種免許の種類

第二種運転免許といっても、さまざまな種類があります。タクシードライバーに必要なのは「普通第二種免許」です。バスドライバーの場合は「中型」「大型」が必要になります。さらにクレーンやショベルカーなどの「大型特殊」や、トレーラーバスのような「牽引」もあります。「大型二種免許」を取得していれば、「普通」と「中型」は兼ねることができます。大型バスのドライバーの方は「大型」をすでに取得しているため、そのままタクシードライバーになることができます。

試験内容

第二種運転免許の試験は、マークシート形式で全95問出題されます。文章問題が1問1点、イラスト問題が1問2点の合計100点です。合格は90点以上で第一種運転免許に比べて難しくなっています。また立体感を測る適性検査なども行われます。

さらに「普通」「中型」「大型」「大型特殊」「牽引」」は試験問題が同じです。そのためタクシードライバーだけを目指す人でも、バスやショベルカーなど他の車両についてのルールや知識を学ぶ必要があります。

技能は教習所内と路上で試験があります。二種の場合はお客様を目的地まで運ぶため、80点以上で合格できる一種に比べて、採点基準は90点以上と厳しくなっています。またV字型の鋭角コースの旋回や縦列駐車、方向転換などが出題されます。

さらに学科と技能で合格し無事に免許を取得した後も、「応急救護処置講習」と「旅客者講習」を受講する必要があります。「応急救護処置講習」では応急処置の基礎知識や心肺蘇生法、止血法などを学びます。また「旅客者講習」では運転の危険予測や、夜間・悪条件での運転、子ども、高齢者、身体が不自由な方への対応の仕方などを学びます。

受験費用

自分で教習所に通って第二種運転免許を取得する場合は、22~25万円前後の費用がかかります。日数は7日~10日ほどで取得可能です。タクシー会社に入社してから取得する場合は、費用を全額負担してくれる会社も多くあります。

地理試験:輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験

タクシードライバーになるにあたって、第二種運転免許の他に「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」、通称「地理試験」が必要になる場合があります。これは全てのエリアで求められているわけではなく、東京、神奈川、大阪などの一部のエリアで課されています。

お客様を目的地までお送りするタクシードライバーは、自分の担当する営業エリアの道路や主要建物、交差点の名称など、さまざまな知識が必要になります。また道路や所在地を単に暗記するだけでなく、最短ルートや渋滞回避順路、運賃や所要時間なども把握しておく必要があります。

適切な判断をしながらお客様を安全にお送りするためにも、「地理試験」は重要な資格となります。

地理試験の内容

地理試験は基本問題25問、応用問題25問が出題されます。「指定のエリアに関する地理に関する内容」と「タクシー事業に係る法令、安全及び接遇」があり、両方に合格することでタクシードライバーとして乗務できるようになります。
試験内容は、地図で示された主要幹線道路や主要施設を答えるものや、主要施設と市区町村、駅との関係を問う応用問題などが出されます。また乗車地から降車地までの最短経路を問うものもあります。

法令に関しては、タクシー業務適正化特別処置法やその他の関係法令について、また安全に関しては当該指定地域の交通事故の発生状況や交通事故の防止、発生時の処置などが出されます。さらに接遇に関しては、基本的な運転者としての心構え、接遇事項、高齢者や身体が不自由な方への乗車・降車時の対応などが問われます。

このように、タクシードライバーになるには必要な免許、資格があります。タクシー会社に入社してから挑戦することもできますが、事前にどういった資格が必要か知っておくことで、余裕をもって取り組むことができるでしょう。

タクシードライバーへの転職に興味がある方は、第二種運転免許や地理試験について事前にチェックしておくといいかもしれません。

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