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東京都のタクシードライバーの営業収入が6万円台に!タクシー業界への転職で収入アップを目指そう!

「タクシー業界」に対して、どのようなイメージがあるでしょうか?「流し営業で稼げない」「低収入」といった印象を持っている人もいるかもしれません。

実はこの度、東京ハイヤー・タクシー協会が驚きの輸送実績を発表しました。東京都区内のタクシー日車営収が、コロナ禍前を上回っていたのです。今回は、ドライバーの収入がアップしているタクシー業界の現状をお伝えします。

コロナ前より28.4%増!3か月連続で6万円台超!

実はタクシー業界は、多くの業界が大打撃を受けた2020年以降のコロナ禍でも、エッセンシャルワーカーとして稼働し続けてきました。食品のデリバリーや買い物代行、お墓参りサポート、ワクチン配送、医療従事者の送迎など独自のサービスで需要を維持し、コロナ禍でも新卒採用や中途採用も行ってきました。

そしてアフターコロナとなった現在は、マスク着用の義務が解除され、コロナも5類感染症移行し、海外からの観光客も再び増えて来ました。タクシー利用のお客さまが増える環境が整ってきています。

そんな中、東京ハイヤー・タクシー業界が発表した「2023年4月の原価計算対象事業者の輸送実績」によると、特別区・武三地区(30社2661台)の実働1日1社あたりの営業収入(日車営収、消費税込み)は、コロナ感染拡大前の2019年同月と比べ、28.4%増の6万3187円ということがわかりました。コロナの影響を受けていなかった2019年よりも、アフターコロナの今の方が営業収入が増えているということです。

2022年11月に東京都の初乗りが500円にアップ

営業収入が上がっている理由として、コロナ禍の各タクシー会社の取り組みやアフターコロナにより乗客が増えていることも考えられます。また、2022年11月に運賃改定が行われたことも大きく影響しているでしょう。

東京23区と武蔵野市、三鷹市では、2022年11月14日に初乗り料金が420円から500円に引き上げられました。運賃改定は2007年以来15年です。初乗りの距離は1.052kmから1.096kmに、加算額も233mから255mに延びました。

コロナ禍でもさまざまなサービスを打ち出していたタクシー業界ですが、感染防止対策を行った「ニューノーマルカー」の導入などで費用がかかっています。また最近はLPガスなどの燃料の価格高騰ものしかかります。そんな中で15年ぶりに初乗り運賃が改定されたことは、タクシー業界にとってもドライバーにとっても明るい兆しといえます。また東京都だけでなく、2022年は奈良県、新潟県、福岡県、愛知県など全国で運賃改定が相次いで行われました。

こうした運賃改定の影響もあり、都内の営業収入は3か月連続で6万円台を超えました。ビジネス需要が回復しつつあり、訪日外国人観光客も増加していることから、総営業収入は前年同月比21.4%増(33億1580万5000円)となっています。

配車アプリもスタンダートに!2023年末には1573万人が利用?

タクシーというと流し営業で、自分でお客さまを見つけるイメージがありますが、最近は「GO」「S.RIDE」といった大手配車アプリを導入しているタクシー会社も増えています。アプリの利用者も増えていますので、ドライバーは効率的にたくさんのタクシー利用者を見つけることができ、売り上げも変わってきます。ICT総研によると、コロナ禍の2020年末時点で日本国内のタクシー配車アプリの利用者数は853万人と推計。その後1000万人を突破し、2023年末には1573万人になると予測しています。ドライバー自ら探してまわることが当たり前だった乗務から、1000万人以上のユーザーが自ら配車してくれるのです。ドライバーにとっては、負担を減らしながら収入を上げていくことができるでしょう。

また会社によっては専用乗り場や待機場が用意されていたり、電話による配車が多く占めていたりする場合もあります。タクシー営業は「稼ぎにくそう」「難しそう」と感じている方も、配車アプリや待機場などを利用すれば、高い営業収入を目指すことができます。

タクシードライバーという選択肢はいかがですか?

働き方や営業の仕方などから、タクシードライバーの収入面を不安に感じている方もいるかもしれません。しかし上記のように、コロナ禍を乗り越えた2023年の東京都のタクシーの営業収入は6万円台と、コロナ前よりも上がっています。

これから夏のシーズンに向け、更なる外国人観光客も見込めます。また日本人の国内旅行や観光なども増えていくでしょう。マスクなしで行動しやすくなった今、ビジネス面でも生活面でも移動が活性化していきます。

これからタクシー業界で活躍したい方や、タクシードライバーに挑戦してみたい方にとって、今はまさにチャンスの時期といえるでしょう。初乗り運賃が上がり、タクシー利用者の増加が見込まれる今だからこそ、タクシー業界やタクシードライバーの仕事はオススメといえます。

タクシードライバーに挑戦してみたい方、効率的に収入を上げたい方は、ぜひ「タクルート」をご活用ください。

【参考】
・交通新聞
・東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/641264

・ICT総研
https://response.jp/article/2021/02/11/343026.html

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