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実は将来性の高いタクシー業界!新サービスやキャリアアップで新卒も積極採用

就職先・転職先としてタクシー業界を考えている読者の方にとって、タクシー業界の将来性は気になるポイントだと思います。実はタクシー業界は、コロナ禍でも積極的に採用を行っている企業が増えています。タクシードライバーは「中途採用」のイメージが強いかもしれませんが、新卒採用に乗り出す企業も多いのです。

今回はタクシードライバーの採用に触れながら、「タクシー業界の将来性」についてお伝えします。

実は積極採用多し!タクシー業界の挑戦

タクシードライバーというと、中高年やシニア層のイメージがあるかもしれません。実際に、中途採用で他業種から転職してきた40~50代や、定年以降のセカンドキャリアとしてタクシー業界を選ぶ人もいます。

一方で、タクシー業界は新卒採用も積極的に行っています。業界の若返りを図ることはもちろん、アプリ配車などの最先端テクノロジーへの対応や外国人観光客に対する英語・多言語でのコミュニケーションなど、柔軟に適応できる新卒ドライバーは企業にとっても期待の人材です。

業界大手・日本交通は新卒300人採用

業界大手・東京都の日本交通グループは2022年、新卒で300人を採用しました。関東地区ではタクシードライバーとして281人が入社し、そのうち女性は96人と3割超を占めています。ハイヤー職員も男性3人が採用となりました。関西地区ではタクシードライバー16人(うち女性は3人)が入社しています。

コロナ禍ということで、入社式はオンラインと対面のハイブリット形式で行われ、会長・社長からの祝辞は「日本交通YouTubeチャンネル」からの限定配信となりました。こちらも時代に合わせた取り組みといえるでしょう。

日本交通から見るタクシー業界の将来性

日本交通の会長・川鍋一朗氏は、入社式でタクシードライバーとしての今後の可能性について以下のように語っています。

◎タクシードライバー以外のキャリアパスがある

日本交通ではドライバーとして入社した後、タクシー営業所での班長見習いやリーダーの役割の他、営業所の管理側になる道、本社の人事、経理・財務といった部門に進む道もあります。またドライバーには独自のステップが用意されています。ハイヤー乗務員の他、サービスリーダーとして認められた「スリースター乗務員」、「観光」「キッズ」「サポート」において高付加価値なサービスを提供する最高峰の「EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)」があり、一般のタクシードライバーから技術と腕を磨いてキャリアアップが可能です。

◎タクシー業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)化

タクシー業界でもIT化は進んでいます。車両には衝突防止ブレーキがつき、車内にはタブレットが搭載され、アプリ配車も可能になりました。日本交通の場合、アプリ開発は外注せずエンジニアを自社採用し、自社で開発。ユーザーの立場に立ったソフトウェア開発もスピーディーに対応できます。

また近年、車内での支払いはキャッシュレス対応も増え、コロナ禍ということで車内をクリーンに保つことのできる空気清浄機が使用されるようになりました。

さらに車内タブレットには「SDK」というプログラムが組まれています。例えば小学生がICタグを持っていた場合、車両から50m圏内にICタグを持つ小学生がいればデータが残るのです。こうした機能を使って、地域の子どもや老人の見守りといったことが、タクシーを使ってできるようになります。

タクシー業界のDX化(ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという考え)によって、「タクシーの可能性」は広がっています。

◎タクシーは人も物も運ぶ

2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降、タクシー業界はデリバリーや買い物代行など、さまざまな新しいサービスを打ち出しました。日本交通では、高級レストランの食事もタクシーデリバリーで運んでいます。

また2021年から、タクシーは「相乗り」できるようになりました。今後、空港シャトルバスや大手企業の送迎相乗りタクシー、都市や地方のオンデマンドタクシーなどのサービスも期待できるでしょう。

こうした事情からも、タクシー業界の将来性や可能性の広がりを感じられます。コロナ禍でも積極採用を続けるのは、さまざまなサービスや需要が期待できる未来のタクシー業界で活躍する人材を育てたいからです。

国際自動車、大和自動車も新卒入社

日本交通以外のタクシー会社でも新卒採用が行われています。2022年、国際自動車(kmグループ)では119人の新卒者が採用となりました(男性79人、女性20人、ハイヤー19人、整備士1人)。同社では、社員の声から「スマートフォンを振るだけでタクシーが呼べるアプリ」を開発。「フルクル」と呼ばれるその自社開発アプリは、48万ダウンロードされています。

また都内の大和自動車には、新卒14人が入社(男性13人、女性1人)。同社は「会社としての最大限のフォローアップ」を約束しています。

中途採用者も活躍しやすいタクシー業界

タクシードライバーは、転職組も多い職種です。二種免許取得のサポートや、独り立ちまでの研修・教育が充実しているタクシー業界は、未経験からでも一歩踏み出せる環境が整っています。

コロナ禍で2000人を中途採用した第一交通

2021年、まさにコロナ禍の最中に福岡の大手・第一交通産業はタクシードライバー約2000人を中途採用しました。当時、タクシー需要は落ちこんでいたものの、ワクチン接種が進み「感染が落ちつけば再び人材不足が強まる」と見込んだ同社は、通常との別枠で中途採用を行いました。毎年1400人程度の新卒・中途採用を行っている中で、この年は別枠で2000人を採用。コロナ後の経済回復局面でタクシー事業の成長を目指すため、採用活動に力を入れたのです。

同時期には京都の大手・MKグループも同じく2000人を採用しました。これは例年の2.5倍にあたる人数で、ハイヤーや飲食物の配送、医療機関の支援などの事業拡大を見据えて行われました。

デリバリーや買い物代行、医療従事者の支援、ワクチンの配送など、コロナがキッカケで生まれたサービスもたくさんあります。こうした新たなサービスの対応はもちろん、アフターコロナで人出が戻ってくることを考えると、タクシードライバーの需要は今後も増えていくでしょう。

中途からでも開ける道

中途採用者も、会社によってはタクシードライバーだけでなくさまざまな道を選ぶことができます。運行管理者やハイヤー乗務員へのキャリアアップ、個人タクシーとしての独立など、一般ドライバーにとどまらない働き方をすることができます。

将来性のあるタクシードライバーを目指しませんか?

新卒採用も中途採用も積極的に行っているタクシー業界。コロナ禍、IT化、DX化と、時代の流れに伴って「タクシーのあり方」も進化しています。新たなサービスが生み出され、今後ますます世の中にとって必要な業界になっていくでしょう。

またタクシードライバーだけでなく、キャリアアップも用意されているタクシー業界。「管理職になりたい」「独立したい」という夢も実現可能です。

将来性のあるタクシー業界への転職をご希望の方、可能性が広がるタクシードライバーの道を目指したい方は、ぜひ「タクルート」をご活用ください。

 

 

【参考】
東京交通新聞

日本交通:新卒
https://note.com/nikkoshinsotsu/n/nae6aedfca19e

第一交通:中途採用記事(日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC1093P0Q1A210C2000000/

MK:中途採用記事(日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB197K70Z10C21A1000000/

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