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気になる!!タクシーの給料の仕組み

お給料

仕事を選ぶときにやっぱり気になるのは給料のこと。
給与体系がわからない仕事をするのは不安ですよね。
タクシー乗務員の給料は「歩合制」、というイメージはあるかと思います。
その歩合制にも大きく分けて3つのパターンがあるのです。
それぞれの給与体系について紹介をしていきます。

今では取り入れている会社が少ない
A型賃金:月例給+賞与+退職金など年功が反映される


固定給と、会社が定めた売上を超えた分に発生する歩合を足す給与体系です。(これに賞与が足される場合もあります)ノルマがあり、その額を下回った月に固定給が減額される会社もあります。

メリット
  • 固定給があるので安定
  • 未経験でも安心して仕事が始められる
  • 勤続年数等で固定給が上がる可能性もある
デメリット
  • 売上を上げても歩合率が低い

A型賃金は営業系の職種でよくある給与体系と似ています。
固定給は魅力的かも知れませんが、頑張っても歩合率が低いのでやりがいも低いでしょう。
会社からすると、売上ではなく在籍年数で固定給の部分を上げていかなくてはいけないというリスクがあります。こういった理由からも、最近ではA型賃金の給与体系をとる会社はほとんどない状態になってきています。ハイヤー乗務員の仕事の場合はこの給与体系の会社も少なくないです。

とてもシンプル!経験者に人気のある
B型賃金:月例給


完全歩合制の給料体系が多いです。月の売上から諸経費を差し引いて歩合率をかけたものが収入となります。売上が上がれば上がるだけ給与となって反映されます。

メリット
  • ドライバーの頑張りが一番反映される
  • 歩合率が高いので稼げる人は稼げる
デメリット
  • 収入が不安定になる可能性

歩合率はタクシー会社ごとに違いますが、平均すると総売上の50~60%が取り分となる会社が多いです。
稼ぎたい人や実績のある経験者には人気の給与体系ですが、やはり売上を安定させられるかどうか等のリスクもあります。常に一定以上の売上があればB型賃金が一番稼げるのは間違いないです。

一番多い給与体系 A型とB型のミックス
AB型賃金:月例給+賞与


A型賃金とB型賃金の中間といったシステムです。どちらかというとB型賃金がベースとなっています。
B型賃金との大きな違いは歩合の一部がその月ではなく賞与として積み立てられ、年3回に分けて支給されるということです。
歩合率はB型賃金と同じく50~60%前後の場合が多いようです。

メリット
  • 基本給としての固定給があり、A型よりも歩合率が高い
  • 貯金が苦手な人には年3回の賞与はちょうどいいシステム
デメリット
  • AB型賃金と謳っていても、実情が「ほぼA型」もしくは「ほぼB型」という場合もあるので確認が必要

AB型賃金はドライバーだけでなく、タクシー会社にとってもメリットがあります。
ドライバーは歩合の一部が積み立てとなってまとまった額で入金されるからお金の計画が立てやすいですし、タクシー会社は社会保険料負担を減らすことができます。

タクシードライバー

給与体系は確認が必要です!

A型賃金・B型賃金・AB型賃金、と同じ名称でも地域や会社によって差異があります。ここで挙げたのはあくまで「一般的には」です。
ですから、「AB型賃金はこうです」と断定は出来ません。しっかりと確認することが必要です。その上で、自分の働きたいスタイル・条件等を考え合うタクシー会社を見つけて下さい。

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